大雨と雷及び降ひょうに関する関東甲信地方気象情報 第9号
令和2年 9月 6日05時37分 気象庁予報部発表

 関東甲信地方では、7日にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷、突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  日本海には前線が停滞しています。関東甲信地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっており、雷を伴って激しい雨の降っている所があります。
  6日は、暖かく湿った空気や、上空に寒気を伴った気圧の谷の影響を受けるため、大気の状態が不安定となるでしょう。7日も、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の不安定な状態が続く見込みです。
 
 [防災事項]
  関東甲信地方では、7日にかけて、雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。特に、東から南向きの斜面を中心に、総雨量が多くなる見込みです。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
  また、落雷、突風に注意してください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
 
 <雨の予想>
 6日6時から7日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  関東地方北部  80ミリ
  関東地方南部 100ミリ
  甲信地方    80ミリ
 
 7日6時から8日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  関東地方北部 100から150ミリ
  関東地方南部 100から200ミリ
  甲信地方   100から200ミリ
 です。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報に留意してください。
  この情報は、「大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報」を引き継ぐものです。
  次の「大雨と雷及び降ひょうに関する関東甲信地方気象情報」は、6日16時頃に発表する予定です。