大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報 第8号
令和2年 9月 5日22時26分 気象庁予報部発表
関東甲信地方では、6日にかけて、雷を伴った激しい雨や局地的には非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象状況と予想]
日本海には前線が停滞しています。関東甲信地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴って非常に激しい雨の降っている所があります。
また、6日は、上空に寒気を伴った気圧の谷の影響を受ける見込みです。このため、大気の非常に不安定な状態は6日にかけて続くでしょう。
[防災事項]
関東甲信地方では、6日にかけて、雷を伴った激しい雨や局地的には非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
<雨の予想>
6日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 40ミリ
関東地方南部 60ミリ
甲信地方 40ミリ
5日21時から6日21時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 80ミリ
関東地方南部 120ミリ
甲信地方 60ミリ
です。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報」は6日6時頃に発表する予定です。