大雨と雷及び突風に関する群馬県気象情報 第6号
令和2年 9月 4日16時43分 前橋地方気象台発表
群馬県では、4日夜のはじめ頃にかけて雷を伴った非常に激しい雨の降る所がある見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象状況と予想]
東日本は高気圧に緩やかに覆われています。一方、前線が日本海から西日本にのびています。
群馬県では、高気圧の縁をまわって前線に向かう暖かく湿った空気が流れ込み、日中の気温上昇の影響も加わり、大気の状態が非常に不安定となっています。この状態は4日夜遅くにかけて続く見込みです。また、5日午後も大気の状態が不安定となる見込みです。
[防災事項]
群馬県では、4日夜遅くにかけて、雷を伴った激しい雨の降る所があり、4日夜のはじめ頃までは非常に激しい雨の降る所もある見込みです。発達した雨雲が停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
[量的予想]
<雨の予想>
4日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 50ミリ
北部 50ミリ
4日18時から5日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 80ミリ
北部 80ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する群馬県気象情報」は、5日6時頃に発表する予定です。