大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報 第9号
令和2年 9月 5日05時42分 宇都宮地方気象台発表

 栃木県では、5日昼前から夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となり、大雨となる見込みです。低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒するとともに、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

 [気象状況と予想]
  東日本は高気圧に緩やかに覆われています。一方、前線が日本海北部から西日本へのびています。
  栃木県では、高気圧の縁をまわって前線に向かう暖かく湿った空気が流れ込み、日中の気温上昇の影響も加わり、5日昼前から夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
 
 [防災事項]
  栃木県では、5日午後は雷を伴った激しい雨が降り、5日夕方から夜のはじめ頃にかけては1時間50ミリの非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。予想以上に雨雲が発達・停滞した場合には警報級の大雨となるおそれがありますので、低い土地の浸水や土砂災害、河川の増水に注意・警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。また、降ひょうのおそれもありますので、農作物の管理などにも注意してください。
 
 [雨の予想]
 5日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 50ミリ
  南部 50ミリ
 5日6時から6日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北部 100ミリ
  南部 100ミリ
 の見込みです。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、早期注意情報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
  次の「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」は5日17時頃に発表する予定です。