令和２年　台風第１０号に関する広島県気象情報　第２号
令和２年　９月　４日１６時２４分　広島地方気象台発表

　広島県では、非常に強い台風第１０号の北上により、７日は大荒れの天気となる見込みです。暴風や高波に警戒してください。また、高潮や土砂災害、浸水害、河川の増水に十分注意してください。

　　非常に強い台風第１０号は、４日１５時には日本の南にあって、１時間におよそ１５キロの速さで北西へ進んでいます。中心の気圧は９２５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は５０メートル、最大瞬間風速は７０メートルで、中心の北東側２８０キロ以内と南西側２２０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっています。
　　台風は、今後、勢力を強めながら北上し、６日から７日にかけて西日本に接近または上陸するおそれがあります。
　　このため広島県では、６日から次第に風が強まり、波が高まるでしょう。７日は台風がさらに近づくため、暴風や高波に警戒してください。高潮や土砂災害、浸水害、河川の増水に十分注意してください。
　
　＜風の予想＞
　６日に予想される最大風速（最大瞬間風速）は
　　陸上　１０から１４メートル（２０から２５メートル）
　　海上　１５から１９メートル（２０から３０メートル）
　７日はさらに風が強まり、暴風となる見込みです。
　
　＜波の予想＞
　６日に予想される波の高さは
　　１．５メートル
　７日はさらに波が高くなる見込みです。
　
　＜防災事項＞
　　暴風、高波、高潮、土砂災害、浸水害、河川の増水、塩害
　
　　今後発表する警報、注意報、気象情報、台風情報に留意してください。
　
　　次の「令和２年　台風第１０号に関する広島県気象情報」は、５日６時頃に発表する予定です。