大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報 第6号
令和2年 9月 4日05時35分 宇都宮地方気象台発表
栃木県では、4日昼過ぎから夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒するとともに、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象状況と予想]
前線が中国東北区から日本海西部にのびています。
栃木県では、日本海の前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、日射により気温が上昇する影響で、4日昼過ぎから大気の状態が非常に不安定となる見込みです。この状態は4日夜遅くにかけて続く見込みです。
[防災事項]
栃木県では、4日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけては1時間に40ミリの激しい雨が降り、4日夕方から夜のはじめ頃にかけては局地的に雷を伴い1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意・警戒するとともに、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物の管理などにも注意してください。
[雨の予想]
4日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 50ミリ
南部 40ミリ
4日6時から5日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 80ミリ
南部 60ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する栃木県気象情報」は、4日17時頃に発表する予定です。