令和２年台風第１０号に関する宮崎県気象情報　第１号
令和２年　９月　４日０６時１０分　宮崎地方気象台発表

　非常に強い台風第１０号は、今後特別警報級の勢力まで発達し、６日から７日にかけて九州南部に接近または上陸するおそれがあります。台風情報等に留意し、最大級の警戒をしてください。

　　非常に強い台風第１０号は、４日０３時には日本の南にあって、１時間におよそ１５キロの速さで西北西へ進んでいます。
　　台風は今後特別警報級の勢力まで発達し、特別警報級の勢力を維持したまま、６日から７日にかけて九州南部・奄美地方に接近または上陸するおそれがあります。台風が予報円の中心を進みますと、宮崎県では６日午後に暴風域に入る見込みです。
　　このため、宮崎県では、６日から７日にかけて大荒れや大雨となり、海上ではうねりを伴い猛烈にしける見込みです。台風の進路等によっては、高潮のおそれもあります。台風情報等に留意し、最大級の警戒をしてください。
　
　＜風の予想＞
　　６日の最大風速（最大瞬間風速）
　　２５から２９メートル（３５から４５メートル）
　　※７日にかけて暴風となる見込み
　
　＜波の高さの予想＞
　　５日　４メートル
　　６日　９メートルを超える　
　　※７日にかけて猛烈にしける見込み
　　※期間中うねりを伴う
　
　＜雨の予想＞
　　５日０６時から６日０６時までの２４時間降水量（多い所）
　　　５０から１００ミリ
　　６日０６時から７日０６時までの２４時間降水量（多い所）
　　　４００から６００ミリ
　
　＜高潮＞
　　台風接近に伴い、宮崎県では６日から７日にかけて潮位が高くなり、海岸や河口付近の低地では浸水や冠水のおそれがあります。
　
　＜防災事項＞
　　厳重警戒：うねりを伴った高波
　　警戒事項：暴風、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫
　　注意事項：高潮、落雷や竜巻などの激しい突風
　
　　今後、発表する警報、注意報、気象情報等に留意し、最新の情報を活用してください。
　　また、台風の進路や土砂災害、浸水害及び洪水の危険度に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
　
　　次の情報は、４日１７時頃に発表する予定です。