大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報 第3号
令和2年 9月 3日16時13分 気象庁予報部発表
関東甲信地方では、4日にかけて雷を伴った激しい雨や局地的には非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。
[気象状況と予想]
関東甲信地方では、高気圧の縁をまわって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴った雨の降っている所があります。大気の非常に不安定な状態は4日にかけて続く見込みです。
[防災事項]
関東甲信地方では、4日にかけて雷を伴った激しい雨や局地的には非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。発達した雨雲が停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
また、落雷、竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうも予想されますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。
<雨の予想>
3日から4日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 50ミリ
関東地方南部 30ミリ
甲信地方 30ミリ
3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
関東地方北部 80ミリ
関東地方南部 50ミリ
甲信地方 60ミリ
です。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報」は4日6時頃に発表する予定です。