令和2年台風第10号に関する沖縄地方気象情報 第2号
令和2年 9月 3日05時19分 沖縄気象台発表
強い台風第10号は発達しながら北上し、5日から6日にかけて大東島地方へ接近する見込みです。大東島地方では4日から6日にかけて暴風や高波に、沖縄本島地方では5日から6日にかけて高波に警戒してください。
[台風の現況]
強い台風第10号は、3日3時にはフィリピンの東の北緯20度00分、東経139度25分にあって、1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルで中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。また、中心から半径390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
[台風の予想]
強い台風第10号は発達しながら日本の南を北西へ進み、5日から6日にかけて大東島地方へ接近する見込みです。
[防災事項]
<暴風>
大東島地方では4日は次第に風が強まり、5日から6日にかけて暴風となるおそれがあります。暴風に警戒してください。
なお、台風の進路等によっては、沖縄本島地方でも5日から6日にかけて暴風となるおそれがあります。
<高波>
沖縄地方では、4日からうねりを伴い波が高くなる見込みです。大東島地方では4日から6日にかけて、沖縄本島地方では5日から6日にかけて、大しけとなるおそれがあります。うねりを伴う高波に警戒してください。
なお、台風の進路等によっては、大東島地方と沖縄本島地方では7日頃も大しけとなるおそれがあります。
<大雨>
大東島地方では、台風の進路等によっては5日は警報級の大雨となるおそれがあります。
今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
次の情報は、3日17時30分頃に発表する予定です。