令和2年台風第10号に関する沖縄地方気象情報 第1号
令和2年 9月 2日17時28分 沖縄気象台発表

 台風第10号は今後発達しながら日本の南を北西へ進み、5日から6日にかけて大東島地方へ接近する見込みです。大東島地方では4日から6日にかけて暴風や高波に、沖縄本島地方では5日から6日にかけて高波に警戒してください。

 [台風の現況]
  台風第10号は、2日15時にはマリアナ諸島の北緯19度20分、東経141度25分にあって、1時間におよそ15キロの速さで西へ進んでいます。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から半径330キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
 
 [台風の予想]
  台風第10号は今後発達しながら日本の南を北西へ進み、5日から6日にかけて大東島地方へ接近する見込みです。
 
 [防災事項]
 <暴風>
  大東島地方では4日から風が強まり、5日から6日にかけて暴風となるおそれがあります。暴風に警戒してください。
  なお、台風の進路等によっては、沖縄本島地方でも5日から6日にかけて暴風となるおそれがあります。
 
 <高波>
  沖縄地方では、4日からうねりを伴い波が高くなる見込みです。大東島地方では4日から6日にかけて、沖縄本島地方では5日から6日にかけて、大しけとなるおそれがあります。うねりを伴う高波に警戒してください。
  なお、台風の進路等によっては、大東島地方と沖縄本島地方では7日も大しけとなるおそれがあります。
 
 <大雨>
  大東島地方では、台風の進路等によっては5日は警報級の大雨となるおそれがあります。
 
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
  次の情報は、3日5時30分頃に発表する予定です。