令和2年 台風第10号に関する情報 第1号
令和2年 9月 2日05時22分 気象庁予報部発表

 台風第10号は今後発達しながら日本の南を北西へ進み、5日は非常に強い勢力で大東島地方へ接近し、6日は非常に強い勢力を維持したまま奄美地方から西日本にかなり接近するおそれがあります。5日から7日にかけて、南西諸島から西日本、東日本太平洋側の広い範囲で、暴風や警報級の高波、大雨となる可能性があります。

 [台風の現況と予想]
  台風第10号は、2日3時には小笠原近海にあって、1時間におよそ10キロの速さで西南西へ進んでいます。中心の気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から半径220キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
  台風は今後発達しながら日本の南を北西へ進み、5日は非常に強い勢力で大東島地方へ接近し、6日は非常に強い勢力を維持したまま奄美地方から西日本にかなり接近するおそれがあります。
 
 [防災事項]
  大東島地方では台風の接近により、4日は風が次第に強まり、5日から6日にかけて暴風の可能性があり、5日から6日にかけて警報級の高波となるおそれがあります。暴風や高波に警戒してください。台風の動向によっては5日から6日にかけて、大荒れの天気となる可能性があります。
  南西諸島から西日本、東日本太平洋側の広い範囲で5日から7日にかけて、警報級の高波となるおそれがあります。台風の動向によっては5日から7日にかけて、奄美地方から西日本では、暴風や警報級の大雨となり、大荒れの天気となる可能性があります。
 
 [補足事項]
  今後の台風情報や、地元気象台が発表する早期注意情報、警報、注意報、
 気象情報に留意してください。 
  次の「令和2年 台風第10号に関する情報(総合情報)」は3日5時
 頃に発表する予定です。