大雨に関する岐阜県気象情報 第15号
令和2年 7月29日16時45分 岐阜地方気象台発表

 岐阜県では、29日夜のはじめ頃にかけて、大気の状態が不安定となり、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。これまでの雨で地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に注意・警戒してください。

 [気象概況]
  梅雨前線が、朝鮮半島から西日本や東日本を通って日本の東にのびています。岐阜県では、前線の影響で暖かく湿った空気が流れ込むため、29日夜のはじめ頃にかけて大気の状態が不安定となり、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険度が高まる恐れがあります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(24日5時00分)から29日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
     下呂市萩原 446.0ミリ
     高山市船山 337.5ミリ
   郡上市ひるがの 301.0ミリ
    高山市丹生川 287.0ミリ
     郡上市長滝 287.0ミリ
 
 [雨の予想]
 29日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  美濃地方 30ミリ
  飛騨地方 30ミリ
 29日18時から30日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  美濃地方 60ミリ
  飛騨地方 60ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に注意・警戒してください。また、低い土地の浸水や河川の増水、落雷、突風、降ひょうに注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらの危険度分布を確認してください。
  これで、「大雨に関する岐阜県気象情報」は終了します。