大雨に関する山形県気象情報 第11号
令和2年 7月29日11時21分 山形地方気象台発表

 山形県では、これまでの大雨により、氾濫している河川や地盤の緩んでいる所があります。引き続き、29日夕方にかけて河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、土砂災害に警戒してください。

 【気象状況】
 低気圧が佐渡付近にあって、ゆっくり東へ進んでいます。また、梅雨前線が朝鮮半島から伊豆諸島付近を通って、日本の東へのびています。
 
 【雨】
 <実況>
 降り始め(7月26日16時)から29日11時までの総雨量は次のとおりです。(アメダス速報値)
 
  鶴岡市荒沢    267.0ミリ
  西川町大井沢   249.0ミリ
  小国       246.0ミリ
  長井       236.0ミリ
  大蔵村肘折    216.5ミリ
  大江町左沢    199.5ミリ
  尾花沢      196.5ミリ
  飯豊町高峰    196.0ミリ
  上山中山     194.0ミリ
  山形       187.0ミリ
  村山       173.5ミリ
  東根       171.5ミリ
 
 <防災事項>
 山形県では、雨は弱まりましたが、これまでの大雨により、氾濫している河川や地盤の緩んでいる所があります。引き続き、29日夕方にかけて河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、土砂災害に警戒してください。
 
 【補足事項】
 今後発表する警報や注意報、気象情報、指定河川洪水予報に留意してください。
 土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 次の「大雨に関する山形県気象情報」は、29日16時30分頃に発表する予定です。