大雨に関する宮城県気象情報　第６号
令和２年　７月２８日２３時３７分　仙台管区気象台発表

　宮城県では、大雨の峠は越えましたが、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。２９日朝にかけて土砂災害に警戒し、河川の増水に注意してください。

　【気象状況】
　梅雨前線が朝鮮半島から日本海を通って東北地方に停滞しています。また、前線上の佐渡付近には低気圧があって東へ進んでいます。
　
　【雨】
　＜実況＞
　　降り始め（２７日１２時）から２８日２３時までの主な地点の総雨量は、以下のとおりです。（アメダスによる速報値）
　　蔵王　　　　　　　１５５．５ミリ
　　白石　　　　　　　１５２．０ミリ
　　丸森町筆甫　　　　１３９．０ミリ
　　丸森　　　　　　　１２８．０ミリ
　　亘理　　　　　　　１２７．０ミリ
　　仙台市新川　　　　１１６．５ミリ
　　岩沼　　　　　　　１１６．０ミリ
　　仙台市泉ケ岳　　　１１２．０ミリ
　　仙台　　　　　　　１０２．５ミリ
　　名取　　　　　　　１０１．５ミリ
　
　＜地域・時期・防災事項＞
　宮城県では、大雨の峠は越えましたが、２９日明け方にかけてやや強い雨が断続的に降る見込みです。これまでに降った雨により、地盤の緩んでいる所や増水している河川があります。２９日朝にかけて土砂災害に警戒し、河川の増水に注意してください。
　
　【補足事項】
　今後発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
　土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
　次の「大雨に関する宮城県気象情報」は、２９日６時頃に発表する予定です。