大雨に関する宮城県気象情報 第5号
令和2年 7月28日16時45分 仙台管区気象台発表
宮城県では、28日夜遅くにかけて、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
【気象状況】
梅雨前線が朝鮮半島から日本海を通って東北地方に停滞しています。28日夜は、前線上の低気圧が日本海中部を東北東へ進み、東北地方に接近する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、東北地方は大気の状態が不安定となっています。
【雨・雷】
<実況>
降り始め(27日12時00分)から28日16時00分までの主な地点の総雨量は、以下のとおりです。(アメダスによる速報値)
蔵王 143.0ミリ
白石 133.5ミリ
丸森町筆甫 114.5ミリ
仙台 92.0ミリ
<地域・時期・量的予想>
宮城県では、28日夜のはじめ頃にかけて、雷を伴って1時間に30ミリの激しい雨が降り、大雨となる見込みです。特に28日夕方は局地的に1時間に50ミリの非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
29日18時までの24時間に予想される雨量は、
多い所で 80ミリ です。
<防災事項>
宮城県では、28日夜遅くにかけて土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や突風、ひょうに注意してください。
【補足事項】
今後発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の「大雨に関する宮城県気象情報」は、28日23時頃に発表する予定です。