大雨に関する岐阜県気象情報 第14号
令和2年 7月29日05時25分 岐阜地方気象台発表

 岐阜県では、29日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて大気の状態が不安定となり、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

 [気象概況]
  梅雨前線が、朝鮮半島から東日本を通って日本の東に停滞しています。前線は29日夜にかけて西日本を通って東日本の南海上に南下する見込みです。岐阜県では、29日昼過ぎから夜のはじめ頃にかけて大気の状態が不安定となり、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。
  岐阜県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があるため、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります
 
 [雨の実況]
  降り始め(24日5時00分)から29日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
     下呂市萩原 445.5ミリ
     高山市船山 337.5ミリ
   郡上市ひるがの 301.0ミリ
    高山市丹生川 287.0ミリ
     郡上市長滝 287.0ミリ
 
 [雨の予想]
 29日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  美濃地方 30ミリ
  飛騨地方 30ミリ
 29日6時から30日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  美濃地方 60ミリ
  飛騨地方 60ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷、突風、降ひょうに注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらの危険度分布を確認してください。
  次の「大雨に関する岐阜県気象情報」は、29日17時頃に発表する予定です。