大雨に関する福島県気象情報 第12号
令和2年 7月29日05時38分 福島地方気象台発表

 福島県では、29日昼前にかけて土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒してください。

 【気象状況】
 低気圧が佐渡付近にあってほとんど停滞しています。また、梅雨前線が朝鮮半島から東日本へのび、停滞しています。
 
 【雨】
 <実況>
  降り始め(27日11時)から29日5時までの降水量は以下の通りです(アメダスによる速報値)。
    福島市鷲倉 194.5ミリ
   北塩原村桧原 174.0ミリ
       新地 147.5ミリ
       若松 145.0ミリ
    天栄村湯本 139.0ミリ
       相馬 134.5ミリ
      猪苗代 133.5ミリ
    伊達市梁川 131.5ミリ
 
  <地域・時期・量的予想>
 福島県では、これまでに降った大雨により、地盤の緩んでいる所や増水している河川が多くなっています。29日朝にかけて、1時間に15ミリのやや強い雨の降る所がある見込みです。
 
 30日6時までの24時間に予想される降水量は
 多い所で 40ミリ です。
 
 <防災事項>
 がけ崩れ、山崩れ、河川の増水や氾濫のおそれがあります。29日昼前にかけて、土砂災害や洪水に警戒し、浸水に注意してください。
 
 【補足事項】
 今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 次の「大雨に関する福島県気象情報」は、29日11時30分頃に発表する予定です。