大雨に関する福島県気象情報 第11号
令和2年 7月28日23時20分 福島地方気象台発表

 福島県では、29日明け方にかけて土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒し、低い土地の浸水に注意してください。

 【気象状況】
 梅雨前線が朝鮮半島から日本海を通って東北地方に停滞しています。また、前線上の佐渡付近には低気圧があって東へ進んでいます。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、福島県では29日明け方にかけて大気の状態が不安定となる見込みです。
 
 【雨・雷】
 <実況>
  降り始め(27日11時)から28日23時までの降水量は以下の通りです(アメダスによる速報値)。
    福島市鷲倉 156.0ミリ
   北塩原村桧原 146.5ミリ
       新地 123.0ミリ
    伊達市梁川 116.5ミリ
    福島市茂庭 113.0ミリ
       若松 111.5ミリ
       相馬 109.5ミリ
    天栄村湯本 107.0ミリ
  
 <地域・時期・量的予想>
 福島県では、29日明け方にかけて、雷を伴って1時間に20ミリの強い雨が降り、大雨となる見込みです。
 
 29日24時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
  50ミリ です。
 
 <防災事項>
 がけ崩れ、山崩れ、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫のおそれがあります。29日明け方にかけて、土砂災害や洪水に警戒し、浸水に注意してください。また、落雷や突風、ひょうに注意してください。
 
 【補足事項】
 今後発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。
 土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」
 などを確認してください。
 次の「大雨に関する福島県気象情報」は、29日6時頃に発表する予定です。