大雨に関する秋田県気象情報 第8号
令和2年 7月28日16時50分 秋田地方気象台発表

 秋田県では、大雨の峠は越えましたが、これまで降った雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に警戒し、河川の増水に注意してください。

 【気象状況】
 梅雨前線が朝鮮半島から日本海を通って東北地方に停滞しています。28日夜は、前線上の低気圧が日本海中部を東北東へ進み、東北地方に接近する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、秋田県は大気の状態が不安定となっています。
 
 【雨・雷】
 <実況>
 降り始め(26日18時)から28日16時までの主な地点の降水量は以下のとおりです。(アメダスによる速報値)
  秋田市大正寺    226.5ミリ
  秋田市雄和     205.5ミリ
  大曲        201.0ミリ
  田沢湖       168.0ミリ
  仙北市田沢湖高原  151.0ミリ
  角館        147.5ミリ
  横手        144.5ミリ
  仙北市鎧畑     142.0ミリ
  秋田市岩見三内   141.5ミリ
  秋田        134.0ミリ
 
 <地域・時期・量的予想>
 秋田県では、28日夜遅くにかけて、雷を伴って、1時間に15ミリのやや強い雨の降る所がある見込みです。
 
 29日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で
  50ミリ です。
 
 <防災事項>
 秋田県では、28日夜遅くにかけて、土砂災害に警戒してください。また、29日明け方にかけて、河川の増水に注意してください。落雷や突風、ひょうにも注意が必要です。
 
 【補足事項】
 今後発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。土砂災害の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 次の秋田県気象情報は、28日23時30分頃に発表する予定です。