大雨に関する愛知県気象情報 第11号
令和2年 7月28日05時36分 名古屋地方気象台発表

 愛知県では、これまでの大雨で地盤の緩んでいる所があります。28日夕方にかけて土砂災害に注意・警戒してください。

 [気象概況]
  梅雨前線が、日本海に停滞しています。前線上の日本海西部には低気圧があって東北東に進んでいます。29日にかけて、前線上の低気圧が北陸地方の沿岸部に進み、前線が西日本から東日本に停滞するでしょう。
  愛知県では、引き続き前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、28日夜遅くにかけて大気の状態が不安定となり、雨や雷雨となる所があるでしょう。これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、雨の降り方によっては、災害の危険度が高まるおそれがあります。
 
 [雨の実況]
  降り始め(24日13時00分)から28日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   新城市作手高里木戸口 257.0ミリ
       豊根村茶臼山 243.0ミリ
       西尾市一色町 237.0ミリ
       南知多町豊丘 235.0ミリ
       豊田市阿蔵町 210.5ミリ
 
 [雨の予想]
 28日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  西部 20ミリ
  東部 20ミリ
 28日6時から29日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  西部 50ミリ
  東部 50ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に注意・警戒し、落雷や突風、降ひょうに注意してください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらの危険度分布を確認してください。
  この情報は「大雨と雷及び突風に関する愛知県気象情報」を引き継ぐものです。
  次の「大雨に関する愛知県気象情報」は、28日17時頃に発表する予定です。