大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報 第11号
令和2年 7月28日04時57分 津地方気象台発表
南部では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。引き続き28日明け方まで、土砂災害に注意してください。
[気象概況]
梅雨前線が、日本海に停滞しています。前線上の日本海西部には低気圧があって東北東に進んでいます。29日にかけて、前線上の低気圧が北陸地方の沿岸部に進み、前線が西日本から東日本に停滞するでしょう。
三重県では、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となるため、28日昼過ぎから28日夜のはじめ頃にかけて雷雨の可能性があります。
[雨の実況]
降り始め(24日9時00分)から28日4時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
大紀町藤坂峠 305.0ミリ
南伊勢 279.0ミリ
尾鷲 278.0ミリ
鳥羽 257.0ミリ
紀北町紀伊長島 254.5ミリ
[雨の予想]
28日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北中部 15ミリ
南部 10ミリ
28日6時から29日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北中部 40ミリ
南部 40ミリ
[防災事項]
土砂災害に注意してください。
[補足事項]
今後発表する注意報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらの危険度分布を確認してください。
これで、「大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報」は終了します。