大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報 第10号
令和2年 7月27日16時56分 津地方気象台発表
三重県では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。引き続き27日夜遅くにかけて、土砂災害に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷にも注意してください。
[気象概況]
梅雨前線が東シナ海から日本海をとおり東北地方へのびています。前線は28日にかけて日本海から東北地方に停滞し、28日は前線上の低気圧が日本海中部を東に進む見込みです。
三重県では、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、27日夜遅くにかけて、引き続き大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
[雨の実況]
降り始め(24日9時00分)から27日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
大紀町藤坂峠 303.5ミリ
南伊勢 278.0ミリ
尾鷲 275.5ミリ
鳥羽 257.0ミリ
紀北町紀伊長島 252.5ミリ
[雨の予想]
27日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北中部 20ミリ
南部 20ミリ
27日18時から28日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北中部 40ミリ
南部 40ミリ
[防災事項]
土砂災害に警戒してください。低い土地の浸水、河川の増水、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょう、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらの危険度分布を確認してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報」は、28日6時頃に発表する予定です。