大雨に関する東北地方気象情報 第4号
令和2年 7月28日04時48分 仙台管区気象台発表

 東北地方では、29日明け方にかけて雷を伴って激しい雨が降り、大雨となるでしょう。特に28日は局地的に非常に激しい雨の降る所がある見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

 【気象状況】
 梅雨前線が対馬海峡から日本海を通って東北地方に停滞しています。28日は、前線上の低気圧が日本海を東北東へ進み、東北地方に接近する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東北地方は大気の状態が不安定となるでしょう。
 
 【雨・雷】
 <地域・時期・量的予想>
 東北地方では、29日明け方にかけて、雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨が降り、大雨となる見込みです。特に、28日は、日本海側を中心に局地的に1時間に60ミリの非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
 
 29日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で
  東北日本海側 200ミリ
  東北太平洋側 150ミリ です。
 
 <防災事項>
 東北地方では、29日にかけて、土砂災害、浸水や洪水に厳重に警戒してください。また、落雷や突風、ひょうに注意してください。
 
 【補足事項】
 今後、地元気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意してください。土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 次の「大雨に関する東北地方気象情報」は、28日16時頃に発表する予定です。