大雨と雷及び突風に関する福島県気象情報 第5号
令和2年 7月26日16時05分 福島地方気象台発表

 福島県では、27日にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうに注意してください。

 【気象状況】
 梅雨前線が、日本海から東北地方を通って、日本の東へのびています。27日は前線が東北地方に停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、福島県では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
 
 【雨・雷】
 <地域・時期・量的予想>
 福島県では、26日夜のはじめ頃にかけてと27日昼過ぎから夕方にかけては積乱雲が発達し、1時間に30ミリの激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。雨雲が予想より発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 27日18時までに予想される24時間雨量は、多い所で60ミリです。
 
 <防災事項>
 がけ崩れ、山崩れ、低い土地の浸水、河川の増水のおそれがあります。警報級の大雨となる可能性がありますので、27日にかけて、土砂災害や浸水、洪水に注意・警戒し、竜巻などの激しい突風、落雷、ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めて下さい。
 
 【補足事項】
 今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
 次の「大雨と雷及び突風に関する福島県気象情報」は、27日6時頃に発表する予定です。