大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第7号
令和2年 7月25日16時29分 気象庁予報部発表

 東日本や西日本では、太平洋側を中心に27日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。

 [気圧配置など]
  梅雨前線が、西日本から日本海を通って東北地方にのびています。
  前線は27日にかけて、東北地方付近では停滞しますが、西日本付近では日本海まで北上するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため大気の状態が非常に不安定となり、前線活動の活発な状態が続く見込みです。
 
 [防災事項]
  東日本太平洋側を中心に、局地的に雷を伴った激しい雨が降っており、土砂災害の危険度が高まっている所があります。
  東日本や西日本では、太平洋側を中心に27日にかけて雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
  26日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   東海地方、四国地方    200ミリ
   関東甲信地方、近畿地方  120ミリ
   北陸地方          80ミリ
  その後、27日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   東海地方         100から200ミリ
   近畿地方、四国地方    100から150ミリ
   関東甲信地方、北陸地方   50から100ミリ
  の見込みです。
 
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。 
 
 [補足事項等]
  地元気象台の発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は26日5時頃に発表する予定です。