大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報 第7号
令和2年 7月26日05時32分 津地方気象台発表

 南部では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があります。26日夕方まで土砂災害に厳重に警戒してください。三重県では、引き続き27日にかけて、局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降り、大雨となるでしょう。

 [気象概況]
  梅雨前線が西日本から東北地方に停滞しています。今後前線は、27日にかけて日本海を次第に北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、三重県では引き続き27日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、雷を伴って激しい雨が降るでしょう。
  南部では、局地的には非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。特に南斜面では、降水量が多くなるでしょう。
 
 [雨の実況]
  降り始め(24日9時00分)から26日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   大紀町藤坂峠 197.0ミリ
      南伊勢 196.0ミリ
       鳥羽 170.0ミリ
 
 [雨の予想]
 26日から27日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 30ミリ
  南部  60ミリ
 26日6時から27日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 80ミリ
  南部  200ミリ
 その後、27日6時から28日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 50から100ミリ
  南部  100から200ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらの危険度分布を確認してください。
  次の「大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報」は、26日17時頃に発表する予定です。