大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第6号
令和2年 7月25日04時46分 気象庁予報部発表

 西日本や東日本では26日にかけて大気の状態が非常に不安定となり、大雨となる所があるでしょう。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。

 [気圧配置など]
  梅雨前線が西日本から東日本にのびています。前線は26日にかけて東日本付近では次第に北上し、西日本付近では25日朝にかけて南下した後、26日にかけて北上するでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となるでしょう。
 
 [防災事項]
  西日本や東日本では、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降っており、西日本では土砂災害の危険度が高まっている所があります。
  西日本や東日本では、26日にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
  26日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   東海地方        250ミリ
   四国地方        200ミリ
   近畿地方        180ミリ
   九州南部、北陸地方、関東甲信地方
               120ミリ
  その後、27日6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   四国地方、東海地方   100から200ミリ
   近畿地方        100から150ミリ
   九州南部、北陸地方、関東甲信地方
                50から100ミリ
  の見込みです。
 
  土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒・注意してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。 
 
 [補足事項等]
  地元気象台の発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は25日17時頃に発表する予定です。