大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報 第2号
令和2年 7月24日16時54分 津地方気象台発表

 三重県では、24日夜遅くから26日にかけて、雷を伴って激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。

 [気象概況]
 梅雨前線が西日本や東日本にのびています。東日本付近の前線は26日にかけて東北地方に北上する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、三重県では大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となるでしょう。このため、三重県では24日夜遅くから26日にかけて、雷を伴って激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降って大雨となるおそれがあります。雨雲が予想よりも発達し、停滞した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
 
 [雨の予想]
 24日から25日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 30ミリ
  南部  50ミリ
 24日18時から25日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 120ミリ
  南部  200ミリ
 その後、25日18時から26日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  北中部 50から100ミリ
  南部  100から200ミリ
 
 [防災事項]
 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。また、土砂災害、浸水害、洪水の危険度に関しては、10分毎に更新されるこれらの危険度分布を確認してください。
  この情報は「雷と突風に関する三重県気象情報」を引き継ぐものです。
  次の「大雨と雷及び突風に関する三重県気象情報」は、25日6時頃に発表する予定です。