大雨と突風に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報 第6号
令和2年 7月24日15時21分 福岡管区気象台発表

 九州北部地方では、25日明け方にかけて土砂災害に警戒し、24日夜遅くにかけて河川の増水や氾濫に警戒してください。また、低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  梅雨前線上の低気圧が朝鮮半島付近にあってゆっくり東へ進んでいます。九州北部地方を南下中の南北に傾きを持った梅雨前線は、25日朝には九州南海上まで南下する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となっています。
  このため、九州北部地方では、24日夜遅くにかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降るでしょう。また、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所や河川が増水している所があり、今後少しの雨でも土砂災害発生のおそれがあります。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
 
 <雨の実況>
  降り始め(23日2時00分)から24日15時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
  山口県
      山口市篠生 162.5ミリ
  福岡県
    久留米市耳納山 130.0ミリ
  佐賀県
         鳥栖 124.0ミリ
  大分県
     日田市椿ヶ鼻 195.0ミリ
  熊本県
   熊本市中央区京町 171.5ミリ
  
 <雨の予想>
 24日に予想される1時間降水量は、多い所で、
  山口県 30ミリ
 
 <防災事項> 
  土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒してください。
  低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
 
  これで「大雨と突風に関する九州北部地方(山口県を含む)気象情報」を終了します。