大雨と落雷及び突風に関する大分県気象情報 第3号
令和2年 7月23日16時28分 大分地方気象台発表

 大分県では、24日朝から25日にかけて大雨となるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  梅雨前線が対馬海峡付近に停滞しており、前線上の黄海には低気圧があって東へ進んでいます。前線上の低気圧は25日にかけて黄海から朝鮮半島付近へ進み、前線は25日に九州北部地方を南下する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となるでしょう。
  このため、大分県では、23日から25日にかけて局地的に雷を伴い激しい雨が降り、また24日は朝から夜遅くにかけて非常に激しい雨が降る所があるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 
 <雨の予想>
 23日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  中部 30ミリ
  北部 30ミリ
  西部 30ミリ
  南部 30ミリ
 24日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  中部 40ミリ
  北部 60ミリ
  西部 60ミリ
  南部 40ミリ
 
 23日18時から24日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中部 120ミリ
  北部 150ミリ
  西部 200ミリ
  南部 120ミリ
 
 その後、24日18時から25日18時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
  大分県 100から150ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
  落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、24日6時頃に発表する予定です。