大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第1号
令和2年 7月22日16時24分 気象庁予報部発表

 低気圧や前線の影響で、西日本では24日から26日頃にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。

 [気圧配置など]
  前線が25日頃にかけて対馬海峡付近に停滞し、前線上の低気圧が24日から25日にかけて、発達しながら黄海から朝鮮半島付近へ進む見込みです。その後、前線は26日頃にかけて西日本に停滞するでしょう。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、24日から26日頃にかけて大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となるでしょう。
 
 [防災事項]
  九州北部地方では24日から25日頃にかけて、四国地方では24日から26日頃にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。
  23日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   九州北部地方        80ミリ
  その後、24日18時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
   九州北部地方  100から200ミリ
   四国地方    100から150ミリ
 の見込みです。
   
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。 
 
 [補足事項等]
  地元気象台の発表する警報、注意報、早期注意情報、気象情報等に留意してください。次の「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報」は23日5時頃に発表する予定です。