大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報 第2号
令和2年 7月23日05時37分 福岡管区気象台発表

 福岡県では、24日夕方から25日にかけて大雨となるおそれがあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  梅雨前線は24日にかけて対馬海峡付近に停滞し、黄海にある前線上の低気圧が朝鮮半島付近へ進む見込みです。その後、前線は26日頃にかけて九州北部地方に停滞する見込みです。九州北部地方では前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
  このため、福岡県では、23日夜のはじめ頃から25日にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、24日夕方から25日にかけて大雨となるおそれがあります。また、局地的に積乱雲が発達するため、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 
 <雨の予想>
 23日から24日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  50ミリ
  北九州地方 40ミリ
  筑豊地方  50ミリ
  筑後地方  50ミリ
 
 23日6時から24日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  120ミリ
  北九州地方 120ミリ
  筑豊地方  120ミリ
  筑後地方  120ミリ
 
 その後、24日6時から25日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  福岡地方  200から300ミリ
  北九州地方 200から300ミリ
  筑豊地方  200から300ミリ
  筑後地方  200から300ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
  落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、23日16時30分頃に発表する予定です。