大雨と突風及び落雷に関する広島県気象情報 第8号
令和2年 7月14日05時22分 広島地方気象台発表
広島県では、14日朝にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る見込みです。土砂災害に厳重に警戒し、浸水害、河川の増水や氾濫に警戒してください。
日本海西部の低気圧からのびる前線が、中国地方を南下しています。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
このため広島県では、14日朝にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るでしょう。14日朝にかけて浸水害に、14日昼前にかけて河川の増水や氾濫に警戒してください。また、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があり、14日昼過ぎにかけて土砂災害に厳重に警戒してください。
竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
<雨の実況>
降り始め(12日15時00分)から14日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
北広島町都志見 210.5ミリ
三次市君田 208.0ミリ
庄原市東本町 197.5ミリ
北広島町八幡 185.0ミリ
庄原市道後山 183.0ミリ
なお、複数の地点で7月1日から14日5時までの降水量が、7月の月降水量の平年値の2倍を超えています。
<雨の予想>
14日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 50ミリ
北部 50ミリ
14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 50ミリ
北部 60ミリ
<防災事項>
広島県に土砂災害警戒情報を発表しています。
土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫、竜巻などの激しい突風、落雷
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と突風及び落雷に関する広島県気象情報」は、14日12時頃に発表する予定です。