大雨に関する鳥取県気象情報 第5号
令和2年 7月14日01時07分 鳥取地方気象台発表

 鳥取県では14日昼前にかけて土砂災害に警戒してください。中・西部では14日明け方にかけて河川の増水や氾濫に警戒してください。

  山陰沿岸の低気圧からのびる前線が、14日は中国地方を南下する見込みです。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動は活発となり、大気の状態が不安定となるでしょう。
  このため鳥取県では、14日明け方にかけて局地的に雷を伴って激しい雨が降る見込みです。
  これまでの雨で地盤の緩んでいる所があります。鳥取県では14日昼前にかけて土砂災害に警戒してください。また、中・西部では14日明け方まで河川の増水や氾濫に警戒してください。鳥取県では、低い土地の浸水、落雷、突風にも注意が必要です。
  また、15日は日本海の低気圧の影響で、大雨が続くおそれがあります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(13日3時00分)から14日1時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
    境港市境 133.5ミリ
      米子 106.0ミリ
   大山町大山 106.0ミリ
   倉吉市関金  89.0ミリ
   大山町塩津  85.0ミリ
 
 <雨の予想>
 14日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部    30ミリ
  中・西部  30ミリ
 13日21時から14日21時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部    90ミリ
  中・西部  90ミリ
 13日21時から15日21時までに予想される48時間降水量は、いずれも多い所で、
  東部    100から150ミリ
  中・西部  100から150ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水、落雷、突風
 
  今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 
  次の「大雨に関する鳥取県気象情報」は、14日6時30分頃に発表する予定です。