大雨と落雷及び突風に関する長崎県気象情報 第4号
令和2年 7月14日05時29分 長崎地方気象台発表
長崎県では、14日昼前まで土砂災害に警戒してください。
九州北部地方を南下中の梅雨前線は、14日夜には九州南海上まで南下する見込みです。梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となっています。
このため、長崎県では14日明け方まで局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込みです。これまでの記録的な大雨により広い範囲で地盤が緩んでいる所があります。14日昼前まで土砂災害に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
<雨の実況>
降り始め(12日14時00分)から14日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
対馬市厳原 231.0ミリ
対馬空港 217.0ミリ
対馬市鰐浦 206.5ミリ
壱岐市芦辺 82.0ミリ
壱岐空港 78.5ミリ
<雨の予想>
14日から15日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 60ミリ
北部 50ミリ
壱岐・対馬 10ミリ
五島 40ミリ
14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 100ミリ
北部 80ミリ
壱岐・対馬 20ミリ
五島 20ミリ
<防災事項>
土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
土砂災害、浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、14日11時30分頃に発表する予定です。