大雨と落雷及び突風に関する大分県気象情報 第4号
令和2年 7月14日05時17分 大分地方気象台発表
大分県では、14日朝にかけて非常に激しい雨のおそれがあります。14日夜のはじめ頃まで土砂災害に厳重に警戒してください。また、河川の増水や氾濫、低い土地の浸水に警戒してください。
九州北部地方を南下中の梅雨前線は、14日夜には九州南海上まで南下する見込みです。梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となっています。
このため、大分県では局地的に雷を伴い、14日朝まで非常に激しい雨が降り、14日昼前まで激しい雨が降るおそれがあります。
大分県では、これまでの記録的な大雨により、広い範囲で地盤が緩んでいる所や増水している河川があり、土砂災害や洪水の危険度が高まっています。
また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
<雨の実況>
降り始め(13日21時00分)から14日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
中津市耶馬渓 82.0ミリ
日田市三本松 67.0ミリ
宇佐市院内 62.5ミリ
中津市中津 53.5ミリ
日田市椿ヶ鼻 53.0ミリ
<雨の予想>
14日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
中部 50ミリ
北部 60ミリ
西部 70ミリ
南部 40ミリ
14日6時から15日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
中部 80ミリ
北部 80ミリ
西部 100ミリ
南部 80ミリ
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、14日16時頃に発表する予定です。