大雨と落雷及び突風に関する山口県気象情報 第5号
令和2年 7月14日02時34分 下関地方気象台発表

 山口県では、14日昼前にかけて土砂災害に、14日朝にかけて河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

  九州北部地方を南下中の梅雨前線は、14日夜には九州南海上まで南下する見込みです。梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となり、前線の活動が活発となっています。
  このため、山口県では、14日明け方にかけて激しい雨が降る見込みです。これまでの雨で地盤が緩んでいる所や、河川の水位が上昇している所があります。
  また、14日朝にかけて落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(12日14時00分)から14日2時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   岩国市羅漢山 153.5ミリ
    周南市鹿野 132.5ミリ
    山口市篠生 127.0ミリ
    山口市徳佐 119.0ミリ
    下関市豊田 113.0ミリ
 
 <雨の予想>
 14日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  西部 40ミリ
  中部 40ミリ
  東部 40ミリ
  北部 40ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、14日6時頃に発表する予定です。