大雨に関する福岡県気象情報 第28号
令和2年 7月11日16時16分 福岡管区気象台発表

 筑後地方では、11日夜から12日未明にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。筑後地方では、これまでの大雨で土砂災害の危険度が高くなっているため、12日明け方まで土砂災害に警戒してください。

  梅雨前線は12日にかけて九州北部地方に停滞する見込みです。
  九州北部地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。このため筑後地方では、11日夜から12日未明にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
  筑後地方では、これまでの大雨で土砂災害の危険度が高くなっており、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。また、河川の増水、落雷や突風にも注意してください。
 
 <雨の実況>
  降り始め(9日1時00分)から11日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
      八女市黒木 273.0ミリ
         柳川 258.0ミリ
        大牟田 251.0ミリ
 
 <雨の予想>
 11日から12日にかけて予想される1時間降水量は、多い所で、
  筑後地方  30ミリ
 
 11日18時から12日18時までに予想される24時間降水量は、多い所で、
  筑後地方  80ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害に警戒してください。また、河川の増水、落雷や突風に注意してください。
 
  今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の「大雨に関する福岡県気象情報」は、12日6時頃に発表する予定です。