大雨に関する長崎県気象情報 第23号
令和2年 7月11日16時14分 長崎地方気象台発表
長崎県では、これまでの記録的な大雨により、広い範囲で地盤が緩んでいる所があります。12日明け方まで土砂災害に警戒してください。
梅雨前線は12日にかけて九州北部地方に停滞する見込みです。
長崎県では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。このため、11日夜のはじめ頃にかけて局地的に激しい雨が降るおそれがあります。
これまでの記録的な大雨により、広い範囲で地盤が緩んでいる所があるため、12日明け方まで土砂災害に警戒してください。
<雨の実況>
降り始め(9日1時00分)から11日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
雲仙岳 406.0ミリ
島原 356.0ミリ
対馬市厳原 272.5ミリ
諫早 250.5ミリ
長崎市長浦岳 236.5ミリ
<雨の予想>
11日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 40ミリ
北部 30ミリ
五島 30ミリ
11日18時から12日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
南部 60ミリ
北部 60ミリ
五島 60ミリ
<防災事項>
土砂災害に警戒し、河川の増水に注意してください。
今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害、浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、12日06時頃に発表する予定です。