大雨に関する大分県気象情報 第28号
令和2年 7月11日16時26分 大分地方気象台発表
大分県では、11日夜遅くにかけて雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあります。12日朝にかけて土砂災害に厳重に警戒し、12日明け方にかけて河川の増水や氾濫に警戒してください。
梅雨前線は12日にかけて九州北部地方に停滞する見込みです。
このため九州北部地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定となっています。
大分県では、12日明け方にかけて雷を伴った激しい雨が降り、特に11日夜遅くにかけては、西部を中心に非常に激しい雨が降るおそれがあります。これまでの記録的な大雨により、地盤が緩んでいる所や増水した河川があります。
<雨の実況>
降り始め(9日2時00分)から11日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
日田市椿ヶ鼻 309.0ミリ
日田市三本松 230.5ミリ
中津市耶馬渓 182.0ミリ
中津市中津 144.5ミリ
宇佐市院内 123.5ミリ
玖珠 122.5ミリ
<雨の予想>
11日から12日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
中部 40ミリ
北部 40ミリ
西部 50ミリ
南部 40ミリ
11日18時から12日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
中部 120ミリ
北部 100ミリ
西部 150ミリ
南部 120ミリ
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒し、河川の増水や氾濫に警戒してください。
低い土地の浸水、落雷や突風に注意してください。
今後発表する警報、注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
次の情報は、12日06時頃に発表する予定です。