大雨に関する福岡県気象情報 第26号
令和2年 7月11日06時25分 福岡管区気象台発表
福岡県では、これまでの記録的な大雨により、広い範囲で地盤が緩んでいる所があります。12日にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。
対馬海峡を南下している梅雨前線が、11日朝から12日にかけて九州北部地方に停滞する見込みです。
このため、九州北部地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、12日明け方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
福岡県では、これまでの記録的な大雨により、広い範囲で地盤が緩んでいる所があるため、土砂災害の危険度が高くなるおそれがあります。また、河川の増水、落雷や突風にも注意してください。
<雨の実況>
降り始め(9日1時00分)から11日6時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
八女市黒木 268.0ミリ
柳川 256.5ミリ
大牟田 250.0ミリ
久留米市津福本町 243.0ミリ
久留米市耳納山 243.0ミリ
<雨の予想>
11日から12日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡地方 30ミリ
北九州地方 30ミリ
筑豊地方 30ミリ
筑後地方 30ミリ
11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
福岡地方 80ミリ
北九州地方 80ミリ
筑豊地方 80ミリ
筑後地方 100ミリ
<防災事項>
土砂災害に厳重に警戒してください。また、河川の増水、落雷や突風に注意してください。
今後、発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
この情報は「大雨と落雷及び突風に関する福岡県気象情報」を引き継ぐものです。
次の情報は、11日16時30分頃に発表する予定です。