大雨に関する佐賀県気象情報 第25号
令和2年 7月11日05時52分 佐賀地方気象台発表

 佐賀県では現在、雨は小康状態となっていますが、11日夕方から12日未明にかけて断続的に激しい雨が降り、再び大雨となるおそれがあります。土砂災害に厳重に警戒してください。

  対馬海峡を南下している梅雨前線が、11日朝から12日にかけて九州北部地方に停滞する見込みです。このため、九州北部地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、局地的に激しい雨が降る見込みです。
  佐賀県では現在、雨は小康状態となっていますが、11日夕方から12日未明にかけて断続的に激しい雨が降り、再び大雨となるおそれがあります。これまでの記録的な大雨で地盤が緩んでいるため、土砂災害の危険度が非常に高まっている所があります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(9日2時00分)から11日5時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
     嬉野 301.5ミリ
   佐賀空港 251.0ミリ
     鳥栖 249.0ミリ
     大町 218.5ミリ
 
 <雨の予想>
 11日から12日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 40ミリ
  北部 30ミリ
 
 11日6時から12日6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 80ミリ
  北部 80ミリ
 
 <満潮時刻>
  大浦港 11日 12時27分 
      12日  1時02分 13時12分
 
 <防災事項>
  土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
 
  今後発表する警報や注意報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
 この情報は「大雨と落雷及び突風に関する佐賀県気象情報」を引き継ぐものです。
 
 次の情報は、11日16時30分頃に発表する予定です。