大雨と落雷及び突風に関する大分県気象情報 第19号
令和2年 7月 9日16時46分 大分地方気象台発表

 大分県では、記録的な大雨となっており、11日にかけても激しい雨や非常に激しい雨の降るおそれがあります。土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒してください。

  九州北部地方にある梅雨前線は、9日夜には対馬海峡付近まで北上し、11日にかけて停滞する見込みです。九州北部地方では、前線の活動が活発化しており、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となっています。
  大分県では、これまでの記録的な大雨により、広い範囲で地盤が緩んだり河川が増水している所があります。11日にかけて激しい雨や非常に激しい雨が降り、土砂災害や洪水の危険度が更に高くなるおそれがあります。
  また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
 
 <雨の予想>
 9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  中部 20ミリ
  北部 30ミリ
  西部 30ミリ
  南部 20ミリ
 10日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  中部 30ミリ
  北部 40ミリ
  西部 50ミリ
  南部 30ミリ
 
 9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  中部 100ミリ
  北部 120ミリ
  西部 150ミリ
  南部 120ミリ
 
 9日18時から11日18時までに予想される48時間降水量は、多い所で、
  大分県 200から400ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、低い土地の浸水に警戒してください。
  また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  次の情報は、10日06時頃に発表する予定です。