大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報 第13号
令和2年 7月 8日11時56分 甲府地方気象台発表
山梨県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。土砂災害に警戒し、河川の増水に注意してください。
[気象概況と予想]
梅雨前線が九州を通って東北地方にのびています。前線は、10日頃にかけて本州付近に停滞する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、山梨県では、9日夜遅くにかけて大気の状態が不安定となる見込みです。
[防災事項]
<大雨・雷>
山梨県では、これまでに降った大雨により地盤の緩んでいる所があります。また、9日にかけて雷を伴った強い雨が降るでしょう。9日明け方まで土砂災害に警戒してください。河川の増水に注意してください。
また、9日夜遅くにかけて、落雷、突風に注意してください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意が必要です。
[実況値]
<雨の実況>
降り始め(3日12時00分)から8日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
南部町 553.0ミリ
山中湖村 261.5ミリ
河口湖 206.5ミリ
身延町切石 159.0ミリ
甲府市古関 150.0ミリ
[量的予想]
<雨の予想>
8日12時から9日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
峡南地域 80ミリ
中北地域、富士五湖 60ミリ
東部、峡東地域 40ミリ
の見込みです。
9日12時から10日12時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
中・西部 50ミリから100ミリ
東部・富士五湖 50ミリから100ミリ
の見込みです。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び降ひょうに関する山梨県気象情報」は8日17時頃に発表する予定です。