大雨と突風及び落雷に関する大阪府気象情報 第8号
令和2年 7月 8日11時35分 大阪管区気象台発表

 大阪府では、9日夕方にかけて土砂災害に十分注意し、低い土地の浸水や河川の増水に注意してください。また、竜巻などの激しい突風、落雷にも注意が必要です。

  梅雨前線が、東シナ海から九州を通って東北地方へのびています。西日本では、前線は10日頃にかけて停滞するため、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大阪府では、大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
  発達した雨雲は大阪府から遠ざかりましたが、大阪府では、これまでの大雨により地盤が緩んでいる所があり、発達した雨雲が流れ込んだ場合には、大雨警報を発表する可能性があります。
  前線の影響で、その後も雨が続くため、10日頃にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意してください。
 
 [雨の実況]
  降り始め(5日22時00分)から8日11時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   能勢 157.0ミリ
   豊中 129.5ミリ
   茨木 117.0ミリ
 
 [雨の予想]
  大阪府では、9日にかけて、局地的に雷を伴い強い雨が降る見込みです。
 8日から9日にかけて予想される1時間降水量は、
  大阪府 20ミリ
 8日12時から9日12時までに予想される24時間降水量は、
  大阪府 80ミリ
 その後、9日12時から10日12時までに予想される24時間降水量は、
  大阪府 50から100ミリ
 
 [防災事項]
  土砂災害に十分注意してください。
  低い土地の浸水や河川の増水に注意してください。
  竜巻などの激しい突風や落雷に注意してください。
  発達した積乱雲の近づく兆しのある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
 [補足事項]
  今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
  次の「大雨と突風及び落雷に関する大阪府気象情報」は、8日16時頃に発表する予定です。