大雨と突風及び落雷に関する兵庫県気象情報 第8号
令和2年 7月 8日16時44分 神戸地方気象台発表
南部では、8日夕方は土砂災害に警戒してください。
梅雨前線が、種子島・屋久島付近から近畿地方の南海上を通って日本の東にのびています。前線は10日頃にかけて西日本に停滞し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、兵庫県では大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。
南部では、これまでの大雨により地盤の緩んでいる所があるため、8日夕方は土砂災害に警戒してください。
[雨の実況]
降り始め(5日21時00分)から8日16時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
丹波篠山市後川 156.5ミリ
西宮 156.5ミリ
神戸市中央区 147.5ミリ
宍粟市一宮町 119.0ミリ
三木 116.0ミリ
[雨の予想]
兵庫県では、9日朝から昼前にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 30ミリ
南部 30ミリ
8日18時から9日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 60ミリ
南部 70ミリ
その後、9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
北部 50から100ミリ
南部 50から100ミリ
[防災事項]
土砂災害に警戒してください。
竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する警報、注意報、気象情報、竜巻注意情報に留意してください。
次の「大雨と突風及び落雷に関する兵庫県気象情報」は、9日6時頃に発表する予定です。