大雨と突風に関する奄美地方(鹿児島県)気象情報 第1号
令和2年 7月 8日12時56分 名瀬測候所発表

 十島村では、8日夕方にかけて土砂災害、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、奄美地方では、9日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  九州南部にある梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、奄美地方では、大気の状態が非常に不安定となっています。
  8日12時30分の気象レーダーによる観測では、十島村付近に発達した雨雲が断続的に流れ込んでいます。
  十島村では、8日夕方にかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降り、土砂災害の発生するおそれがあります。また、奄美地方では、9日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風の発生するおそれがあります。
 
 <雨の実況>
  降り始め(7日17時00分)から8日12時00分までの降水量(アメダスによる速報値)
   十島村諏訪之瀬島 181.5ミリ
 
 <雨の予想>
  8日12時から9日12時までの予想雨量(多い所)
      1時間降水量 24時間降水量
  十島村 50ミリ   120ミリ
  
 <防災事項>
  警戒事項:土砂災害、河川の増水や氾濫
  注意事項:落雷、竜巻などの激しい突風
  発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
 
  今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報などに十分留意してください。土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては「気象庁ホームページ」など最新情報をご利用ください。
 
  次の気象情報は、8日17時頃に発表する予定です。