大雨と落雷及び突風に関する宮崎県気象情報　第２６号
令和２年　７月　８日１１時３３分　宮崎地方気象台発表

　日南・串間地区では、８日夕方まで土砂災害に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

　　梅雨前線は、８日は九州南部付近に停滞し、９日は再び九州北部地方まで北上する見込みです。この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、宮崎県では大気の状態が非常に不安定となっています。
　　日南・串間地区では８日夕方まで土砂災害の危険度が高い状態が続く見込みです。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれがあります。
　
　＜雨の実況＞
　　降りはじめからの総降水量は、９００ミリを超えて７月の月降水量平年値の２倍以上となっている所があります。
　７月３日００時から８日１１時までの総降水量（アメダス速報値）
　　日南市深瀬　　　　９１２．０ミリ
　　えびの市えびの　　８２５．５ミリ
　　えびの市加久藤　　７６４．５ミリ
　
　＜雨の予想＞
　８日１２時から９日１２時までの予想降水量（多い所）
　　　　１時間降水量　　３０ミリ
　　　２４時間降水量　１２０ミリ
　８日１２時から１０日１２時までの予想降水量（多い所）
　　　４８時間降水量　３００から４００ミリ
　
　＜防災事項＞
　　警戒事項：土砂災害
　　注意事項：低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風
　　発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
　
　　今後、発表する警報、注意報、竜巻注意情報、気象情報に留意してください。土砂災害や浸水害及び洪水の危険度に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。今後、市町村からの防災に係る情報に留意してください。
　
　　次の情報は８日１７時頃に発表する予定です。