大雨と落雷及び突風に関する長崎県気象情報 第14号
令和2年 7月 8日16時35分 長崎地方気象台発表

 長崎県では、9日夕方から11日にかけて、再び大雨となるおそれがあるため、土砂災害に警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  種子島・屋久島付近にある梅雨前線は、9日夜にかけて北上し対馬海峡付近に停滞する見込みです。九州北部地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
  このため、長崎県では9日昼過ぎから再び局地的に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、11日にかけて大雨となるおそれがあります。これまでの記録的な大雨で地盤が緩んでいる所がありますので土砂災害に警戒してください。
 
 <雨の予想>
 9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部    50ミリ
  北部    50ミリ
  五島    30ミリ
 
 8日18時から9日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部    150ミリ
  北部    150ミリ
  五島    150ミリ
 
 その後、9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部    200から300ミリ
  北部    200から300ミリ
  壱岐・対馬 100から200ミリ
  五島    200から300ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  この情報は「大雨に関する長崎県気象情報」を引き継ぐものです。
 
  次の情報は、9日05時30分頃に発表する予定です。