大雨と落雷及び突風に関する佐賀県気象情報 第18号
令和2年 7月 8日16時55分 佐賀地方気象台発表

 佐賀県では、これまでの記録的な大雨により地盤が緩んでいます。土砂災害に警戒してください。また、低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

  種子島・屋久島付近にある梅雨前線は、9日夜にかけて北上し対馬海峡付近に停滞する見込みです。九州北部地方では、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
  佐賀県では、山地を中心に所々でやや強い雨が降っています。これまでの記録的な大雨で地盤が緩んでいるため、少しの雨でも土砂災害のおそれがあります。
  9日昼過ぎから再び局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降るおそれがあります。また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
  
 <雨の予想>
 9日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 50ミリ
  北部 50ミリ
 
 8日18時から9日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 100ミリ
  北部 100ミリ
 
 その後、9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
  南部 200から300ミリ
  北部 200から300ミリ
 
 <防災事項>
  土砂災害に警戒してください。低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
 
  今後発表する警報や注意報、竜巻注意情報、気象情報などに留意してください。
  土砂災害や浸水害、洪水の危険度分布に関しては、「気象庁ホームページ」などを確認してください。
 
  この情報は「大雨に関する佐賀県気象情報」を引き継ぐものです。
 
  次の情報は、9日06時頃に発表予定です。